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読了報告さくいんコーナー
・著者名(敬称略)は五十音順、書名の並びは任意です(刊行順や購入順にはなっていません)。
・アンソロジーは主宰(主催)された方のところに配してあります。
・記載されている情報は記事投稿当時のものですので、ご購入を検討される際には必ず最新の情報をご確認ください。
・Twitterで書いた短い感想が主で、ある程度長いものには★がついています。
 感想文の長短は書いた時期などによるもので短いからといって大してスキではないということではないのでご了承ください。
(長いのは間違いなくスキです)
・各作者様、リンク等不都合ございましたらお手数ですがご一報くださいませ。

続きからどうぞ。
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2037'01'01(Thu)00:00 [ 同人誌の感想 ] . . TOP ▲
ゆめつむに行ってきた話&今後のイベント参加予定
「夢を紡ぐ創作の集い」(通称ゆめつむ)に行ってきました。
いつもお世話になっている永坂暖日さんのブースに『美形点睛』を置いていただくためです。

※『美形点睛』はこちら。「美形が鼻血を出す」がお題の小説アンソロジーです。
美形点睛


一般参加(サクチケもらいました)なのでサークル参加のことはあんまり分かりません。
途中ラーメン食べに抜けてたりもしたので、私が目にした部分だけですが雑に箇条書きで所感など~
(長いのでたたみます)
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2018'09'30(Sun)22:49 [ 即売会イベント ] . . TOP ▲
【読了報告】永坂暖日『魔女の婿取り』
永坂暖日さん『魔女の婿取り』を読みました。
テキレボ7の戦利品です。
ある事件をきっかけに、魔女と恐れられるようになった荘園領主の娘ダレオナ。その「婿取り」を巡る物語です。
雑に分けてしまえば剣と魔法のファンタジーになるのかなあと思うのですが、中世ヨーロッパ(たぶん……)を思わせる荘園制や、その土地の人々の生活、薬草などの細かな描写がリアルで、本当に外国に伝わっている昔話を読むようでした。

誰がダレオナの婿になったのか? というネタバレは回避しますが、最後に彼女が得たものはささやかで、けれどもすごく大きなものだったなあと……。
永坂さんは幕の引き方が絶妙で、ときにはシビアな(シビアすぎる)結末を用意なさることもある作家さんという印象なのですが、この作品もある意味シビアで、でもこれ以外に考えられない結末でした。
ワーッて拍手を送りたい~! ワーッ!!\(^O^)/
2018'09'28(Fri)23:29 [ 同人誌の感想 ] . . TOP ▲
【読了報告】そらとぶさかな『巨人よ、穴を埋めよ』
そらとぶさかなさんの『巨人よ、穴を埋めよ』を読みました。
2017年の尼崎文学だらけでの戦利品です。
地面にひとりでに穴が空くという奇妙な現象が起こる荒野。
その穴に惹かれてやって来た少女ネルと、近くの森に住む三人の「穴埋め人」、そして番人ロッヒの物語です。
うっすらネタバレしている気がしますのでご注意ください。
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2018'09'27(Thu)23:47 [ 同人誌の感想 ] . . TOP ▲
【読了報告】鈴山理市『スポットインザスポット』
鈴山理市さんの『スポットインザスポット』(上下巻)を読みました。
2018年1月の文フリ京都でおつかいしていただいた戦利品です。
(たこやきいちごさん、その節はどうもありがとうございました~)

舞台は1930年代のアメリカ(最近禁酒法が廃止された……というような描写が見えるので、1934~1935年頃でしょうか)。
田舎町ケリング・ヒルに現れた殺人ピエロ「赤襟」による、凄惨な連続殺人事件を描いた物語です。
文庫上下巻あわせて本文858頁(あとがき等含む)のWポータブル鈍器! ですが、比較的改行が多めで映像的にテンポよく進んでいくため、まだるっこしさは全然感じません。
サーカス団員、捜査官、マフィアや娼婦に新聞記者と登場人物がかなり多く視点も頻繁に切り替わるのに、読んでいて混乱しないのもすごくすごい(語彙)です。
優等生気質ながら心に底知れぬ闇を感じさせる捜査官シモンズといまひとつやる気のない相棒コリント、恐ろしいけれどなぜか心惹かれずにはいられない殺人鬼「赤襟」、負け知らずのギャンブラーで運び屋のロブ、美しいけれど笑顔を見せない「陶器姫」アメリー、コメディリリーフ的な役割の新聞記者アントニーなどなど、ひとりひとりのキャラクターが鮮やかに描き分けられているからでしょう。
(私はシモンズ&コリントとサーカス団の古株ジョエルが好きです)(コリントかわいいよコリント)


上巻は、サーカス団で起きた事件、一見関係なさそうなマフィアの麻薬取引のエピソードが絡み、読者は犯人は誰なのか、何が起こっているのか、注意深く読み進めることになるかと思います。
ミステリーなのでネタバレを極力回避したいところですが、これだけ言ってしまおう。えい。
なんと、犯人は上巻の終盤で明かされてしまうのです。
この時点でまだ400頁もある下巻が残っているんですよ。えっ、どうするの!? と思うじゃないですか。
大丈夫、本当に面白くなるのはここからです。
下巻では事件の真相が、目眩く人間ドラマとともに明かされていきます。
まさに「サスペンス映画のような」ミステリー。でも、たくさんの登場人物の心の襞を、映画でここまで表現するのはちょっと難しいでしょうね。もし映画にするならかなり端折られてしまう気がします。
「スポットインザスポット」におけるミステリーとしての醍醐味は、「犯人」who done it や「トリック」how done it よりも、「動機」why done it という人間の心にこそあり、それは同時に小説という媒体の醍醐味であると思います。
「赤襟」の凶行が猟奇的でおぞましいほどに、最後に見えてくる真実が眩く輝く、見事な物語でした。
まずお試しで上巻だけ……などと言わず、ぜひ上下巻セットでどうぞ!



2018'09'19(Wed)23:19 [ 同人誌の感想 ] . . TOP ▲
    




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